筆者:カオリ(5社転職。半年退職→再起を経験したOL)
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「仕事も生活も大きなトラブルがあるわけじゃないのに、なぜか人生がずっとしんどい」
「周りは順調そうなのに、自分の人生だけうまくいっていない気がする…」
そう感じていませんか?
私自身、何度も転職を重ねながら、心のどこかでずっと「このままでいいのかな」とモヤモヤしていました。
頑張っても満たされない感覚や、何もかもうまくいかない時期は、誰にでも訪れるものです。
この記事では、そのしんどさの原因と、心が少し楽になる向き合い方を、私自身の体験も交えながらお伝えします。
「このままずっとしんどいまま?」と悩んでいる方が、少しでも心の荷物をおろせるヒントになれば嬉しいです。
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なぜ「人生がずっとうまくいかない」と感じるのか?

何をしてもうまくいかない、頑張っているのに満たされない…。
そう感じると、「自分が悪いのでは」と責めてしまいがちです。
でも、そのしんどさの背景には、心のクセや思考パターンが関係していることが多いもの。
ここでは、その原因を3つに整理します。
頑張っているのに満たされない理由
厚労省の最新調査では“仕事で強い不安を抱える30代女性は58.3%”厚労省 R5労働安全衛生調査
スキルアップや転職、収入アップを目指しても、心が満たされない。
それは、行動と本当に満たしたい気持ちがズレていることが原因かもしれません。
私も「成長しなきゃ」と焦って転職したものの、
「安心して働きたい」という自分の本音に気づかず、苦しくなった経験があります。
他人と比べてしまう心理
SNSや周りの人を見て、
- 「あの人はうまくいっているのに、自分は…」
- 「なんで自分だけ停滞しているんだろう」
そんなふうに感じたことはありませんか?
この「比べるクセ」が強くなると、本来の自分のペースや価値観を見失ってしまうことがあります。
特に、SNSでは成功や楽しそうな瞬間ばかりが目に入りやすく、
「他人のハイライト」と「自分の現実」を比べてしまうことがしんどさにつながります。
でも本当は、人にはそれぞれが合うペースやタイミングがあることを、少し思い出してみましょう。
ネガティブな思考パターンが強化される仕組み
実は、人間はネガティブな情報を強く記憶しやすい性質を持っています。
これは、危険を回避するために発達してきた本能的な仕組み。
失敗や不安な出来事ばかりが頭に残り、「やっぱりうまくいかない」と思考がループしがちです。
さらに、ネガティブな思考を繰り返すと、
脳内でストレスホルモンが増え、さらに不安やしんどさが増幅します。
ネガティブな出来事を頭の中で反復する「反芻思考(ルミネーション)」はうつ気分を長引かせると米国の研究でも報告があります。APA Monitor 2005
私も、何かうまくいかないと「やっぱり自分はダメなんだ」と思い込み、
そこから次の行動に踏み出せなくなったことが何度もありました。
でもこれは、考え方のクセであり、変えていけるものです。
この後紹介する「向き合い方」を通して、少しずつ思考の流れを変えていきましょう。
「うまくいかない時期」の捉え直し方

「何をやってもうまくいかない」と感じる時期は誰にでもあります。
その感覚をどう捉えるかで、心の重さが変わります。
ここでは、うまくいかない時期を少し楽に受け止める考え方を紹介します。
誰にでもある「うまくいかない時期」
人生は山あり谷あり。
どんなに順調そうに見える人でも、必ずうまくいかない時期を経験しています。
私自身、30代前半に転職を繰り返していた時期、
「今度こそ…」と思うたびに、思ったように成果が出なかったり、モヤモヤが続いたりしていました。
当時は、「なんで自分だけこんなにうまくいかないんだろう」と落ち込むばかりでしたが、
振り返ってみると、それは決して自分だけに起こることではありませんでした。
停滞している時期は、表に見えづらいもの。
周りの人も、表には出さずに何かしらのしんどさや試行錯誤を抱えていることがほとんどです。
まずは、
「誰にでも、うまくいかない時期はある」
この事実を受け止めてみましょう。
それだけでも、「自分だけじゃない」と気持ちが少し楽になります。
人生の波やリズムとして受け止める(少しスピリチュアル)
このリズムは、誰にでも訪れるものです。
人生には波やリズムがあります。
好調な時もあれば、調子が上がらない時期もあるのは自然なこと。
私も、停滞していた時期に「今は低い波の時期」と捉えることで、
焦らずに過ごせるようになりました。
波に逆らわず、今のリズムを受け入れることが、心を楽にする第一歩です。
「停滞期」は次への準備期間
停滞している時期=ダメな時期ではありません。
むしろ、次に進むための準備期間だと考えてみてください。
転職に悩んでいた私も、この時期に
- 自分の働き方の向き・不向き
- どんな環境が心地いいか
に気づけました。
焦らず、今できることに目を向けることが、次の一歩につながります。
心が楽になる「自分との向き合い方」5選

① しんどさに名前をつけてみる
モヤモヤしているときほど、その感情を言葉にすることが大切です。
「疲れている」「不安」「焦り」など、どんな言葉でもOK。
私も、転職に悩んでいたとき、
- 「何がしんどいのか」
- 「どんな気持ちになっているのか」
をノートに書き出したことで、少しずつ気持ちが整理できました。
まずは、今の感情に名前をつけることから始めてみましょう。
② 無意識の「やらなきゃ」を手放してみる
「〇〇しなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と、自分を追い詰める思考が知らず知らずのうちに増えていませんか?
私も、「成長しなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込んでしまうことがよくありました。
でも、全部やろうとしなくてもいいと気づいたとき、ふっと心が軽くなったんです。
今、自分に課している「やらなきゃ」を一つ見つけて、
「本当に今必要?」と問い直してみる。
これだけでも、心に余白ができます。
③他人軸ではなく、自分軸で小さな選択をしてみる
「周りにどう思われるか」で決めてしまうと、どんどん自分の感覚が鈍くなってしまいます。
私自身、SNSのキラキラした投稿に影響され、
「もっと成長しなきゃ」と焦ってしまうことがありました。
でも、少しずつ「自分がどうしたいか」を基準に小さな選択をするようにしたら、
周りと比べることが減り、心が落ち着いてきました。
今日のランチを「自分が食べたいもの」にする、
仕事終わりの過ごし方を「本当に自分がしたいこと」にする…。
そんな小さなことから、自分軸を取り戻してみてください。
④ 心が動いた瞬間をメモする
毎日過ごしていると、心が動いた瞬間は意外と忘れてしまうもの。
嬉しかったこと、楽しかったこと、ホッとした瞬間を、
メモやスマホに残しておくだけで、自分が大切にしたいものが見えてきます。
私は、
- 「誰かと感情を共有できたとき」
- 「自分のペースで作業に集中できたとき」
に心が温かくなることが多いと気づき、
それを大切にする選択が増えました。
心が動いた瞬間をキャッチすることは、
自分らしい生き方へのヒントになります。
⑤ 第三者と対話して、自分の考えを整理する
一人で考え込んでいると、思考が堂々巡りしてしまうことがあります。
そんなときは、信頼できる誰かと話すのもおすすめです。
私も、友人やコーチングを通じて、
自分の考えを口にすることで、思い込みに気づけたことが何度もありました。
もし話せる人がいないときは、
- ChatGPTで自己対話をする
- キャリア相談などのサービスを使う
といった方法もあります。
例えば、今一番人気なのは、「ポジウィルキャリア」というキャリア相談サービスです。
無料でキャリア相談を受けることができるので、まずは、一度無料相談を体験してみるだけでも、かなり大きな気づきを得ることができますよ。
言葉にすることで、考えが整理されていく感覚を味わってみてください。
避けたいNG行動とその理由

無理にポジティブになろうとする
「前向きに考えなきゃ」「ポジティブにならなきゃ」と思うほど、
本当の気持ちを押し込めてしまい、逆にしんどくなることがあります。
私も、「感謝できることを探そう」と頑張った結果、
心がついていかず、余計に疲れてしまったことがありました。
無理に気持ちを変えようとせず、
まずは今の自分の感情をそのまま受け止めることから始めましょう。
問題を抱え込んでしまう
「こんなことで悩んでいるなんて」「誰にも言えない」と、
一人で抱え込んでしまうのも避けたい行動の一つです。
私も、周りに弱みを見せたくなくて一人で悩んでいた時期、
考えがグルグルと堂々巡りしてしまい、さらにしんどくなってしまいました。
もし信頼できる人がいれば、少しだけ話してみること。
難しいときは、ノートに書き出すだけでも心が軽くなります。
過去の失敗に固執する
「また失敗するかも」「あの時もダメだった」と、
過去の経験に縛られて動けなくなることもあります。
私も、転職で失敗した経験があったために、
次に踏み出すのが怖くなっていた時期がありました。
でも、過去はあくまで経験の一部。それがすべてではありません。
今の自分がどうしたいかを大切にして、
変えられるこれからの行動に目を向けましょう。
筆者の体験談|30歳で感じた人生の閉塞感

私が「人生がずっとしんどい」と感じていたのは、30歳の頃。
どこか心が満たされない日々が続いていました。
転職をしても「何か違う」と感じた30歳の転職
30歳のとき、私は閉塞感を感じてスタートアップに転職しました。
「もっと挑戦したい」「環境を変えれば自分も変われるはず」と思って飛び込んだんです。
けれど、半年もしないうちにしんどくなり、退職。
- スピード感についていけない
- 役割があいまいで、何を頑張ればいいのかわからない
そんな環境に、心がすり減っていきました。
「これじゃない」「また失敗したかも」と、
転職で得たはずのものが、むしろ自信を失う結果になってしまったんです。
「成長したい」と思って選んだはずの道で、
なぜこんなに苦しいのか、その理由がわからず悩んでいました。
「自分を変えなきゃ」ではなく「自分と向き合う」ことの大切さに気づいた瞬間
このスタートアップでの経験を通して、私はようやく気づきました。
環境を変えるだけでは、本当のしんどさは消えないということに。
当時の私は、「もっと成長しなきゃ」「挑戦しなきゃ」と、
外側の理想像に自分を合わせようとしていたんです。
でも、その前に必要だったのは、
- 「私はどんな環境で安心できるのか?」
- 「どんな働き方が心地いいのか?」
自分自身と向き合うことでした。
気持ちを書き出したり、友人に話を聞いてもらったり。
そんな小さな行動を重ねることで、
「変わらなきゃ」ではなく、「等身大の自分を理解する」ことが大切だと、少しずつ実感できるようになりました。
まとめ|「うまくいかない時期」も、自分のペースで受け入れる

「何をしてもうまくいかない」「ずっとしんどい」
そんなふうに感じるときは、まず自分の心に目を向ける時間を取ることが、しんどさを和らげる第一歩になります。
無理に前向きにならなくていいし、焦って何かを変えなくても大丈夫。
でも、小さな行動を少しずつ積み重ねていくことで、心が楽になるヒントが見えてきます。
- 今の気持ちを書き出してみる
- 信頼できる人に少しだけ話してみる
- 自分を深く知るための自己分析ワークに取り組んでみる
例えば、こちらの記事では自分の気持ちや価値観を整理するための質問リストを紹介しています。

また、キャリアに悩んでいる方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。

迷ったときこそ、焦らず自分と向き合う時間を。
あなたのペースで進めば大丈夫です。